アジアの投資家向けの現地ニュースとイベント
アジアの投資家にとって、木曜日はフィリピンと台湾の中央銀行政策会議、インドの全体インフレ率、オーストラリアの失業率やニュージーランドの GDP データなど、分析すべき現地のニュースやイベントが山ほどあります。
ロイターが調査したエコノミストは、フィリピン中央銀行が来年上半期を通じて金利を6.50%に維持し、その後第3四半期に政策を緩和すると予想している。あるいは、台湾中央銀行は 2024 年を通じて政策金利を 1.875% に据え置き、2025 年第 1 四半期に緩和サイクルを開始すると予想されています。
ロイター調査によると、経済成長の点では、ニュージーランドは第 3 四半期に大幅な減速を記録すると推定されています。さらに、オーストラリアの雇用の伸びは 11 月に急激に減速し、失業率は 3.7% から 3.8% に上昇すると予想されています。
一方、インドの年間卸売物価インフレ率は、10 月の -0.52% に対して、先月は 0.08% に上昇すると予想されています。こうした発展にもかかわらず、アジア諸国の市場が救済を必要とするとすれば、それは中国だ。投資家が北京の中国指導者らによる経済支援とデフレ対策に向けた提案や公約に不支持の声を上げたため、水曜日の中国株は急落した。優良株で構成されるCSI 300指数は1.7%下落し、今年5番目に大きな下落となったほか、上海指数も1%を超える下落となった。
木曜日の市場に影響を与える主な動向:
- フィリピンの金利決定
- ニュージーランドの GDP (第 3 四半期)
- オーストラリアの失業率(11 月)